くさかんむりに秋とかくと - 仙台市野草園

　毎日暑い日が続いていますが、園内で作業していると時折吹く涼しい風や、オミナエシ、ワレモコウ、ハギなどの花を通して秋の訪れを感じることができます。

　園内のハギは15種類、約1300株ありたくさんの花を楽しめるのですが、その中でも「ミヤギノハギ」は宮城県の県花に指定されています。一つ一つの花は小さくても、よく見てみるとその可愛さに気付くかと思います。またミヤギノハギの特徴である、優雅にしだれる枝を利用したハギのトンネルは、9月中旬頃から見ごろを迎え、訪れる人の目を楽しませてくれます。

　野草園では９/19（土）～10/1（木）まで「萩まつり」を開催予定です。詳しい内容は野草園のフェイスブック、ブログ、インスタグラムにてお知らせしますので、ぜひそちらをご確認ください。

コラム筆者・仙台市野草園

1954年7月21日に開園。東北地方の代表的な野生植物を高山、どんぐり山、海辺、薬草、アヤメ、ハギ等の区域に植栽展示しています。身近に見られる草木と親しみながら、植物についての知識を高め、自然を理解する場として最適です。人気のスポットは高山植物区と芝生広場です。

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