そがき(雪囲い) - 仙臺流 疊草山会
冬も間近に迫った今日この頃私の住む地区豪雪地帯(毎年2m近く積もる)尾花沢ではこの時期“そがき“が終わりに近づいている。そがきとは雪囲いのことである。
”そがき“とは家などの建物を囲うことである、窓などが割れないようにふせいでいる。また、庭の樹木などを雪の重さや冷たさからまもっている。
この雪囲いはその家々によって様々なやり方があり、それも見た目のよさにもこだわりとても個性がありおもしろいものだ。また芸術的にも見える
そのためか、毎年“そがき”の美しさ、機能性、芸術性などを競うコンテストもある。
この時期、豪雪地区に行く機会があったら是非注目して旅して欲しい。
コラム筆者・仙臺流 疊草山会 畳屋清兵衛・矢作 伸寿
畳製作の技能は代々受け継がれ今日に至り、国内では主に関東式と関西式の二つに分かれております。そんな中宮城でひっそりと伝わってきた仙臺流。親方達が他所に負けじと磨かれてきた技。私達はそんな心意気を継承して行こうと、「仙臺流 草山会」を立ち上げ活動を始めました。
◇佐々木畳工業・佐々木 崇
宮城県加美郡加美町西町47
◇齋藤畳店・齋藤 直人
宮城県柴田郡大河原町字新南28-4
◇畳屋清兵衛・矢作 伸寿
山形県尾花沢市荻袋750
◇有限会社コニシ小西畳工店・小西 康博
宮城県仙台市泉区天神沢1丁目16-51
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