タイも大豆発酵食品の宝庫だった! - カネサオーガニック味噌工房
サワッディーカー!今回はお味噌教室を開催するべく、タイ北部チェンマイからお届けしています。市街地から車で1時間北上した所にある、タイの大豆ペースト「タオチオ」の工房にお邪魔しました。 タイ産有機大豆のみを使う数少ない工房。タイ料理の野菜炒めやソースに使われるタオチオ。日本の味噌より水分が多く、塩気が強いのが特長。麹作りには麦を使用し、日本とは異なる種類のカビで発酵させるそう。また、タイ北部にはトゥ アナオ (トゥア = 豆、ナオ=腐る)という、日本でいう納豆も存在します。写真は、 薄く煎餅状に乾燥させたもの。そのまま焼いて食べたり、刻んで調味料に加えたり。アジアの発酵文化はまだまだ面白い発見がありそうです。
コラム筆者・カネサオーガニック味噌工房
68年続く宮城県美里町の米・大豆農家。有機農法で作った原材料で、麹や味噌を製造しています。2017年には東京・松陰神社前に直営店をオープンし、加工品の販売や味噌作りの魅力を伝えています。
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