雑貨化する社会- ペンギン文庫
毎月、本の在庫管理として入れ替えをしていると途方に暮れることがある。整理をしながら、本と本の関連性を考え始め、前進している気分のまま終わりがない。そんな時に頭をよぎる言葉がある。西荻窪にあるFALLという雑貨店店主三品輝起さんのエッセイ『すべての雑貨』の中にある、「すべてのモノが雑貨化しているかもしれない」冷静に現代の消費社会を表し、鋭い視点である。本をモノのように分類していた自分への警鐘である。
コラム筆者・移動本屋 ペンギン文庫
仙台を拠点に写真や美術、文芸、詩などの新刊書を中心としたラインナップで、 行く先々に合わせて本をセレクトし。 様々な土地で本屋を開く。 土地と土地を紡いで本と本屋の可能性を探す移動式本屋です。
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