わたしを空腹にしないほうがいい - ペンギン文庫
書くという卓越した才能に嫉妬してしまうほど、俳句を題名した文章に入り込む。盛岡在住 歌人 くどうれいんさんの比喩的表現、擬音語に引き込まれ、喉ごしの良いビールのように音を立てながら読み進む。「枇杷剥けばたましいがはだかになって」口元や手につたう汁を思い浮かべ、夜中にお腹が空いてくる。
コラム筆者・移動本屋 ペンギン文庫
仙台を拠点に写真や美術、文芸、詩などの新刊書を中心としたラインナップで、 行く先々に合わせて本をセレクトし。 様々な土地で本屋を開く。 土地と土地を紡いで本と本屋の可能性を探す移動式本屋です。
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