樹齢数百年 - 庭や 藤野 芳徳
仙台市近郊にも樹齢数百年を超えるような木がまだ残っていたりします。それらは、植物という区分からはみだして、別の生命体になったような独特の存在感をもっています。見えない時間というものを目で味わえるのは盆栽や古木の楽しみの一つです。まずは宮城で2本だけ選出される日本百名木をご紹介。1本目は育英高校そば、銀杏町のちちいちょう (樹齢1200年以上)。2本目は亘理 称名寺のシイノキ(樹齢700年)夏には蓮の花も綺麗。そして百名木には選ばれていませんが、 明治の思想界をリードした高山樗牛(仙台二高)がそこで瞑想したところからその名のついた、東北薬科大 瞑想の松 (樹齢600年以上)も隠れ夜景スポットとしておすすめです。
コラム筆者・庭や 藤野 芳徳
庭や。 昔の知恵や暮らしから学び 自分の身近のそこらにある自然物の有効利用につなげていければと考えております。 古今東西問わず 良い感覚と知恵に出会いたいものです。
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