仙台の音vol.02 - clue代表 永井雄太郎
今年1月にリリースしたアルバム 「VANTA BLACK」のリリースツアー仙台場所を11/24に控える、仙台のHIP HOPユニット GAGLE。デビュー時から追っかけをしている私は、彼らがアルバムを出すたびに度肝を抜かれていて。前回のを聞き込んで待っていると…かなり違う。特に今回の振れ幅は過去最高なんじゃないかと思っていて。アルバムタイトルの意味は「もっとも黒い物質」。その名の通りとにかく黒い。彼ら曰く、「HIP HOP的な黒さじゃなくて、テクノ的な黒さを追求した」。アーティストが、これまでと違う手法をとると、「あいつら変わっちまったよな」とよく言われるけれど、GAGLEの音はそういうものを完全に超越。そうきたか〜!と、思わずニヤついてしまう。大人になるつれて音の聴き方も変わり、何を聞こうか…と模索しているとき、いつも手がかりを提示してくれる3人。仙台で一緒に歳を重ねられることに、これほど幸福なことはないな、と思った。
コラム筆者・clue代表 永井 雄太郎
「素材を研ぎ澄ます」という点において、HIP HOPと勉強は同じだ。と、誰も興味を持たなそうな、むしろ敬遠されそうな姿勢で学習塾を運営中。
0コメント