松の手入れ - 庭や 藤野 芳徳
日本では良い木材、竹を材料として取るには11月、12月がよいといわれます。それは水を吸い上げていない休眠期、しかも下弦の月から新月の一週間という月の引力の影響の受けにくい時期を選ぶという知恵を、昔の人は良く知っていて、世界の色々な民族が行っていたようです。水分、養分がなるべく木に上がっていない時間に取った材料は、虫がつきにくく乾燥も含め良い材料が取れるということです。自然の恵みを生かせる知恵を学べ、仕事として活かせることが庭やの面白さの1つであります。現在、竹などを使う方も減り、荒れている竹林を多く見かけますが、 皆の活かし方によっては宝の山にもなり得るはずです。
コラム筆者・庭や 藤野 芳徳
庭や。 昔の知恵や暮らしから学び 自分の身近のそこらにある自然物の有効利用につなげていければと考えております。 古今東西問わず 良い感覚と知恵に出会いたいものです。
0コメント