波に乗る① (プロローグ) - koki
高校1年の夏休みに友達から借りたサーフボードで初めてサーフィンをした。ネット環境もない時代、本で見ただけの知識では波に乗れるはずもなく散々だった。1年後、サーフショップで買った中古のサーフボードを左手に抱え、原チャリで海に通った。通って何回目かで偶然にも波と自分がパドルするサーフボードのスピードがシンクロし、一瞬だけどサーフボードに立つことができた。宝物が輝いて見えた。世界が変わった瞬間だった。
コラム筆者・koki
サーフィンA級ジャッジ保持。 他に、sup、キャンプ、料理、レコード収集が趣味。
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