彩雨 - 佐久間誉之
梅雨の季節ですね。
絵を描く時、試し塗り用に一枚紙を用意します。
絵を描き終える頃になると、その紙にはまるで彩のついた雨が降っているかのような絵があらわれます。僕はこれを勝手に【彩雨】と名付けています。この【彩雨】には様々な絵の痕跡が残っていて、普通なら捨てちゃうんでしょうが、
僕にとっては作品を作る上で出来上がった絵の一部の様な感覚なので大事にとっています。
いつかこれで個展をしたら面白いだろうな。
コラム筆者・佐久間誉之
日常風景を通して絵を身近に感じて貰えたら嬉しいです。何気ない日常の一場面を記憶と心に残したいと思い描いています。
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