伝統と技能検定 - 齋藤畳店
畳職人には国家検定一級、二級があり、5時間程の制限時間内に、昔ながらの手縫いや包丁を使い一枚の畳を規定の寸法に仕上げます。もちろん落第し、再受験になる方も。宮城県では大概夏の暑い時期に行われ、受験する方は今頃本番へ向け練習に汗を流している頃です。畳店を選ぶ上で、国家資格の有無も参考にして頂いてもいいと思います。検定に向けて指導者に揉まれ、流した汗はきっと畳作りの精神に反映されると思います。
コラム筆者・仙臺流 疊草山会 齋藤畳店 齋藤直人
畳表の原料である「イ草」を学ぶ為に、2011年より毎年熊本県にひたすら通い続ける。「畳を活かす空間創り」を胸に、表具の技術指導も受けながら広い範囲での畳の普及活動に勤めオリジナルスタイルの構築を進めている。
http://www.maruharutatami.com/
柴田郡大河原町字新南28-4
0コメント