大工の栄七おんちゃん ケヤキの玉杢 - 庭や 藤野 芳徳
昨年亡くなった栄七おんちゃんはケヤキの材料に特別な拘りを持つ大工でした。すごい数の木を伐採、製材してストックしておりました。一つ聞き出した貴重な話は 立木の状態で木の木目を予測する方法は果実を割って見て縮みが入っているものは内部にも変わった木目が入っている場合が多いとの事です。確かに、松の木でも枝の柔らかく垂れやすい木は見えない根っこの部分の繊維も柔らかいなぁとつながりを共感しました。先人の話は必要な人にはとてもありがたいはなしです。
コラム筆者・庭や 藤野 芳徳
庭や。 昔の知恵や暮らしから学び 自分の身近のそこらにある自然物の有効利用につなげていければと考えております。 古今東西問わず 良い感覚と知恵に出会いたいものです。
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