「夜の絵」村山亜土、柚木沙弥郎 - 青と夜ノ空

貧しくても、とにかく夜の絵を描くことを追求した絵描きの物語。この本を読んで、絵描きは本当に幸せだったのかと思いを巡らしました。周りから見たら不幸だと思われたとしても、結局のところ本人にしかわからないこと。せつなく、そしてある意味、希望に満ちた美しい物語です。児童劇作家・村山亜土さんの文章とともに、染色家・柚木沙弥郎さんの布コラージュの作品から絵描きの心情が伝わってきます。


コラム筆者・青と夜ノ空 中村克子

東京・吉祥寺にて衣食住を中心とした本(新刊・古本)を扱う本屋の店主。人と人をつなぐ風通しのいい店を目指しています。

http://www.aotoyorunosora.com

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余談Lab

宮城・東北(少しその他)にいる「おもしろい人」たちにフォーカスした、フリーペーパー「余談Lab」。ここは、その余談Labのウェブ版。フリーペーパーという限られたスペースで語りつくせなかった余談を掲載。