徒然とした休館中に - 東北空手道場
僕の道場では畳(運動用で家庭にあるのとはちょっと違います)を敷いて稽古をしています。
当然、転んだ時などに怪我をしないようにです。畳の無い体育館などの板間でも稽古をしたことがあります。その場合は畳の時よりも軽めの稽古にするなどルールを変えていました。完全に怪我を防ぐ事はできませんが、それでもできるだけ怪我をしないようにする事が大事です。稽古をしている人の中には、一所懸命にやっているので、周りが見えなくなり、ブレーキがきかなくなることもあります。指導員としてはその場合はアドバイスや注意をしていますが、目が届かない場合もあります。なので、万が一の事を考え、設備やルールを整えなければなりません。技をどう教えるかも大事ですが、こういった事をいい加減にしておくと、稽古をする方も怪我をした時の事を考えて、不安で動けないと思います。指導員の中には「責任は私が持ちますから、稽古をしなさい」という人もいると思います。
でも、こういった事を疎かにしている指導員は、全然信頼されませんので、無理だと思います。安心して稽古をできる設備かルールの整った場所と信頼できる指導員がいて、みんなは思い切り稽古ができると、改めて思いました。
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設備は揃ってるから、信頼されるように頑張るぞ!
コラム筆者・東北空手道場 松本隼也
「勇は優から」「自分を信じる」「やりきる」。この3つの道場訓にしています。なにもないひとりの「人間」として稽古する。シンプルですが、究極のセルフケアを実践する場になれるよう心がけた指導を目指しています。
仙台市太白区長町5-2-1 伊藤まるげんビル3F
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