梅雨を楽しむ - 仙台市野草園


 日本にはとても美しい「四季」があり、季節や季節の変化を表す24節気や、気象の動きと動植物の変化を知らせる72侯には感慨深いものがあります。また、私たちが感じる侘び(寂びれたものや汚れを受け入れる心)・寂び(見た目の美しさについての言葉)などは、日本人の美意識の一部のような気がします。

 さて、日本の梅雨というものは約1ヶ月半ほどあるそうですが、梅雨のイメージは「楽しい」というよりは「鬱陶しい」という風に感じる方が多いのではないでしょうか。そこで梅雨の風物詩「あじさい」を観に行くなんて言うのはいかがでしょうか?。雨とあじさいの咲く風情のある小道は、きっといつもよりゆっくり歩きたくなります。仙台市野草園内では、野生の約10種の様々なあじさいが見られます。特に「エゾアジサイ」の群衆が見ごろとなっています。


コラム筆者・仙台市野草園

1954年7月21日に開園。東北地方の代表的な野生植物を高山、どんぐり山、海辺、薬草、アヤメ、ハギ等の区域に植栽展示しています。身近に見られる草木と親しみながら、植物についての知識を高め、自然を理解する場として最適です。人気のスポットは高山植物区と芝生広場です。

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余談Lab

宮城・東北(少しその他)にいる「おもしろい人」たちにフォーカスした、フリーペーパー「余談Lab」。ここは、その余談Labのウェブ版。フリーペーパーという限られたスペースで語りつくせなかった余談を掲載。