「ミ・ト・ン」小川糸 - 青と夜ノ空
ルップマイゼ共和国に暮らす女性マリカの一生を描いた物語です。マリカは自然の恵みを大切にし、糸紡ぎをしてミトンを編む生活を送っています。この国では、ミトンは厳しい冬を乗り越えるために必要なアイテムであり、人生の節目に欠かせないもの。どんな困難にも負けず、日々の暮らしを大切にしているマリカの姿から元気をもらえるような本です。物語のモデルになっているラトビア共和国。訪れてみたい国の一つです。
コラム筆者・青と夜ノ空 中村克子
東京・吉祥寺にて衣食住を中心とした本(新刊・古本)を扱う本屋を営む。2020年5月末に閉店。今後はウエブショップでの販売、イベント出店などを中心に活動。
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