かしの木とモグラとネズミ - 庭や 藤野 芳徳
かしの木とモグラとネズミ
なんの繋がりもなさそうな御三方ですが、お互いの繁栄、共生関係に影響しあっています。常緑樹のかしの木は春先の新芽が膨らむ頃にたくさんの落ち葉をおとします。
落ち葉は土を肥やし、ミミズなどたくさんの虫たちのすみかになります。
その場所にトンネルをほりながら、モグラは食料を得て暮らしています。
そのトンネルをちゃっかり利用して、ネズミは秋に、かしの木のタネであるドングリを自分の巣や食品庫に運びます。
それによりかしの木は、より遠くまで自分の子孫を運び、増やすことができています。
ナイスコンビネーション!
コラム筆者・庭や 藤野 芳徳
庭や。 昔の知恵や暮らしから学び 自分の身近のそこらにある自然物の有効利用につなげていければと考えております。 古今東西問わず 良い感覚と知恵に出会いたいものです。
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