マダムTの手みやげ論
書店に並ぶ数々の雑誌、中でもこの時期目を引くのが贈り物の特集です。
一年の締めくくり、お世話になったあの方へ、厳選された品々はどれも思いを伝えるにふさわしい物ばかりです。ビジネスにおいても、今年一年の感謝を込めて、手土産はあちらこちらで大活躍です。数々のシーンの中でも今回のテーマはお詫びの手土産。
手土産には普段ほとんど縁がない場合でも、絶対手ぶらでいけないのがお詫びのシーンではないでしょうか?これにはその本気度が問われます。ここは美味しさや見た目の美しさの出番ではありません。どのくらい反省しているかを示す必要があるのです。
例えばブランド性の高いものや、品質の価値を誰もが知っているような物。
いわゆる高級な手土産はその希少価値から、謝罪の強い味方になってくれるように思います。真摯に謝ることが最優先であることは言うまでもありませんが、手土産選びがその場の状況を変えることだってありうるのです。迅速な謝罪とそのために厳選した手土産を贈る。
この二つの行動は、本物の誠意として先方へ伝わるように思います。地道に関係を築きあげそれを育てる大切さにも、手土産は一役買っているように思います。
コラム筆者・マダムT
贈る・贈られる機会が多く、「手みやげ」に精通した「手みやげマイスター」。
一度話しだしたら止まらない、彼女の情熱をご堪能あれ!
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