ほんのり苦いコーヒーの話 - clue代表 永井 雄太郎

前日、向かいの市民会館で野口五郎のコンサートがあったようで、公演後にお客さんが押し寄せたのだとか。「もう松坂みたいなもんですよ」とボロボロの肩を指すBALEARIC COFFEE ROASTERオーナー鈴木さんと今日も雑談。

ここ数日暖かい仙台。「気温が上がるとね、豆を焦がさないように気を使うんですよ」と鈴木さん。 深煎りの豆を指して、「これはね、焦げているわけじゃなく、カラメル化ってやつ。ほら、カレー作るときの玉ねぎのアレ」「その日の気温や湿度を見ながらね、目、鼻、耳をフルに使って焙煎するのです」「ここは経験がモノを言うのです。マニュアル通りにやってもうまくいきません」

偉い先生の方法論が、万人に当てはまるとは限らないっていうのは勉強 も同じ。塾や学校のやり方に盲目的に従い、焦げ付いちゃっている人をよ く見かけます。(文・永井)


コラム筆者・clue代表 永井雄太郎

clue代表。「ちょうどいい文言をつくります」をモットーに、物書き事業をスタート。個人のSNS文面アドバイスから、企業のHPやパンフレットのテキスト作成・添削など。顧問契約、事業提携も承っております。

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余談Lab

宮城・東北(少しその他)にいる「おもしろい人」たちにフォーカスした、フリーペーパー「余談Lab」。ここは、その余談Labのウェブ版。フリーペーパーという限られたスペースで語りつくせなかった余談を掲載。